カリンバの弾き方と練習方法を初心者にも解りやすく解説

こんにちは YouTube でカリンバの 弾き方や演奏などをUPしています Makoto Okazaki です

リットーミュージックよりカリンバ教則本も出版しております

『できる ゼロからはじめる カリンバ超入門』

今回はカリンバを全く知らない人でもカリンバとは、なんなのか? また演奏方法、どの様に練習すれば良いかなども分かりやすく説明します

カリンバとは?

木の箱に金属の平たい棒(鍵盤)をつけ、その金属をはじく事で音を鳴らすアフリカ発祥の民族楽器です

ムビラと呼ばれたり日本では親指ピアノと呼ばれたりもしています

アフリカで3000年も前に作られた楽器で神事で使われていたそうです

 

カリンバの仕組み

音が鳴る仕組みですが写真の様に鍵盤を浮かせ、そこを弾く事で音が鳴るります

浮いている部分が短いと音程は高く、浮いている部分が長いと音程は低くなります

アフリカのカリンバはドレミファソラシドの音階が鳴らせるわけではありませんが最近主流の17音カリンバはドレミファソラシド音階になっています

17音カリンバは一番長い鍵盤を最低音の ド として、次に左側に レ 右側に ミ また逆側にファと左右左右と交互に音程が上がっていく構造になっています

レ シ ソ ミ ド ラ ファ レ ← → ミ ソ シ レ ファ ラ ド

カリンバの弾き方 使い方

カリンバを両手で持ち、親指が鍵盤の上に来るように持ちます

鍵盤の先を親指で上から下に押さえつけながら弾く感じで音を鳴らします

爪で弾くのか指の先で弾くのかと疑問に思う方が多いですが、親指の先で鍵盤を押さえ、はじき終わる時に爪が鍵盤に当たる感じにすると、丸くクリアな良い音がします

爪を当てるか当てないかは正解はないので好きな音が出るやり方や弾きやすい方で弾いて大丈夫です

特殊奏法

スライド

スライドとは鍵盤を弾く際、真下に落とすのではなく親指を横に滑らせながら複数の鍵盤を同時に弾き2つ、または3つ4つの鍵盤を一気に鳴らすやり方です

ビブラート

音を揺らす奏法で、鍵盤を弾いた後にカリンバを上下に振るやり方と、サウンドホールという穴があるカリンバは穴の上で親指を動かせば音が揺れます

ミュート

あまり行う方はいませんが、鍵盤を弾く際、人差し指で鍵盤の上の方を押さえながら親指で鍵盤の先をはじくと音が伸びず短いミュートされた音が鳴ります

初心者はどんな練習をすれば良いか

17音 ドレミファソラシド カリンバ

ドレミファソラシド 音階の17音のカリンバを使いたい方は、まずは指を慣らす為に真ん中の低い音からドレミファソラシドと最高音まで順番に鍵盤を弾き、最高音から最低音まで帰ってくるという練習をやってみてください

意外と難しいです

だんだん指が慣れてきたら、単音で曲のメロディーを弾くという練習を沢山してください

カリンバが上手くなるコツは先ず音の場所を覚える事です

いろいろな曲のメロディーを弾くことで、指の動きもスムーズになっていきますし弾きたい音がどこにあるのかを指と脳が覚えてくれます

単音でいろんな曲のメロディーが弾ける様になれば、メロディーに伴奏をつけながら弾くこともすぐにできる様になると思います

なのでとにかく単音でいろいろなメロディーを弾く練習をやりまくってください

単音メロディーのカリンバ用の楽譜が最近は沢山売られていますのでAmazonや楽天で「カリンバ楽譜 」で検索するとカリンバで弾きやすくアレンジされた楽譜が沢山売られています

好きな曲が入っている物を購入して練習すると良いです

僕がリットーミュージックより出版させていただいた教則本には単音のメロディー譜や伴奏を同時に弾くメロディー譜など色々と載っております。ぜひチェックしてみてください

 

アフリカンスケールカリンバ

色々なスケールのカリンバがありますがアフリカスケールの様にドレミファソラシドになっていないカリンバ等を使いたい方は、感じたままに、鍵盤を弾いて良い音を鳴らせる様になれば後は感覚でいいのですが、リズムに変化をもたらす事で音楽感、曲感が増します

リズムに変化をもたらすとは8分音符で弾いたり16分音符で弾いたり、時には3連符のリズムで音を鳴らす感じで弾くという事です

カリンバを今から買う方は カリンバの選び方 という記事がありますので是非そちらもみて見てください

最後までお読みいただきありがとうございました