チューニングの基礎
音程
カリンバは鍵盤の浮いている部分の長さで音程が変わってきます
鍵盤の浮いている部分が長いと音程は低くなり、短いと音程は高くなります


なので音程を低くしたい時は鍵盤を下方向にひっぱり、高くしたい時は上に鍵盤を上に上げる必要があります
やり方は後ほど説明します
17音カリンバの音の並び
カリンバには色々な種類の音の並びがあります
ココでは17音のカリンバの基本的な音の並びCメジャースケールがどの様に並んでいるのかを説明します
基本的にはC ドの音が一番まん中にあります
ドの左側に レ があり
ドの右側にミがあります
センターから見て左右左右と徐々に音程が高くなっていく感じです

Cメジャースケールのカリンバの中には B シ の音から始まっているものもあります
B 始まりのカリンバでも真ん中を C の音にチューニングし直して C ド 始まりにすることも可能です
チューニング道具
チューニングに必要な道具は、カリンバ専用のチューニングハンマーとチューナーになります
ハンマーで鍵盤を上から叩いたり下から叩いたりして音程を変えていきます
普通のハンマーでもできますが、ボディに当たったり他の鍵盤に当たったりするのでやり辛いです……
チューナーはスマホのアプリを使って行う事も可能ですが、カリンバのをチューニングする際はクリップ式のチューナーの方が音を合わせやすいです
なぜならクリップ式では無いチューナーは合わせたい鍵盤以外の共鳴して鳴っている音も拾ってチューナーが反応してしまいアルファベットの表示が安定しません
クリップ式のチューナーは鍵盤の上の部分に、はさんだりサウンドホールのあるものはサウンドホールに、はさんだりして使います


チューニングのやり方
ほとんどのチューナーはアルファベットで記載されていますので、次の表を見てドレミファソラシドとアルファベットの関係性を知ってください

ド=C レ=D ミ=E ファ=F ソ=G ラ=A シ=B
となっています
なので先ずはセンターを ド=C に合わせます
チューナーの見方ですがアルファベットが C になっていてセンターに光が合えばOKです
- センターよりも左側に針が動いていれば音が低いので、鍵盤の下から叩いて音程を少し高くします
- センターよりも右側に針が動いていれば音が高いので、鍵盤の上から叩いて音程を少し低くします
この様にしてチューナーが真ん中に来るまで鍵盤を上から叩いたり下から叩いたりして合わせます
カリンバは音がピッタリと合い辛いので、少しアバウトにな感じになる時もあります
ハンマーで鍵盤を叩く際、結構カリンバのボディーに傷がつきやすいので気をつけてください
この様にして C の左側も D に合わせ C の右側も E に合わせてと順番に高音まで合わせていきます
高音の部分はちょっと叩くだけで音程がすごく変わりますので注意してください
最高音のミまで合わせたら、もう一度センターの音から最高音までチューナーで音が合っているか確認することをオススメします
特殊チューニング
特殊チューニングというのは、ドレミファソラシドではなく、マイナースケールやペンタトニックスケールにチューニングすることです
セッションやアドリブをやりたい方、オリジナル曲を作ったりしたい方は特殊チューニングで演奏してみると面白いと思います
特殊チューニングにするやり方は説明は長くなりますのでまた別の記事で説明していきます
ココまで見ていただきありがとうございました
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