こんにちわ!リットーミュージックより カリンバ教則本 を執筆しています Makoto Okazaki です
癒される音色の楽器を色々と弾いていてタングドラムの虜になっております!
置き方 向き
厳格な決まりはありませんが、ここで説明する事を参考に一番やりやすい構え方で演奏してみてください
- 机に置く
- 床に置く
机の上に置いて写真のような感じに置くと、とても弾きやすいです
床に置いてその前に座って弾く感じでも大丈夫です
床に置いて弾くときは高音側(自分から離れている方)が手を伸ばす感じになるので、もし弾きにくい場合は机の上に置いて弾く事をオススメします
タングドラムを置くときに気をつけるべき事はいつも同じ場所に同じ音が来るようにするという事です
基本的には最低音が真ん中にあります。そしてその次に高い音が自分側に来るようにしましょう
例えば一番低い音が ミ(3) のとき次の音 ファ(4) の音が自分から見て下側(自分側)にくる様に置く
※真ん中に最低音がない時は一番下(自分側)に最低音が来る様に置く
この様に毎回同じ位置に同じ音が来る様にしてください
弾き方
タングドラムを鳴らす時はマレットで弾く方法と指で弾く方法があります
個人的にはマレットで弾く方が良い音が鳴りやすいですし、簡単ですが、どちらも試してみて自分が好きな方法で弾くようにしてください
■マレットで弾く
マレットの持ち方ですが親指と人差し指で軽く持ちます
握りしめないようにしてください。握りしめると弾きにくいです
マレットを手首のスナップを聞かせながらタング(キー)を叩きます
■指で弾く
指で弾くとき基本的には、中指か人差し指、または親指を使います
当てる部分は次の写真の部分になります
どこの場所はどの指を使うとか決まっている訳ではないので、この辺はこの指が弾きやすいなと自分なりに使い分けてください
指で弾く際のコツは手首の力を抜き指がタング(キー)に当たった瞬間に上に跳ね返す様な感じにします
タング(キー)の上に指が乗ったままになると音が止まります
例えていうと、物が熱いかどうか、手で確認する時に軽く触った瞬間に離す感じです(分かりにくかったらすいません…)
ドレミを叩く
先ずは最低音から最高音まで音を鳴らしてみましょう
タングドラムには数字が書いてますが数字と音の関係は次のようになります
数字の下に点がついている場合はオクターブ低い音、上に点がついている場合はオクターブ高い音になります
- 3の下に点がついている場合は低い低いミの音
- 3に何もついていない場合中音域のミの音
- 3の上に点がついている場合は高音のミの音となります
音数もスケール(音階)も色々なバリエーションがありますがCメジャースケールで紹介します
8音 11音 15音のタングドラムに含まれる基本的な音は次の様になります
先ずは一番低い音から鳴らして一番高い音まで数字を追いながら順番に叩いてみてください
11音、15音の方は音の並びが ド ではない音から始まっているので違和感があると思いますので次は点がついていない ド(1) から順に鳴らしてみてください
基本的にはこの点のついていない数字の音を中心に使いながらメロディを弾く様になりますので何度も弾いて音の場所を覚えましょう
低いドから高いドまで弾いて高いドから低いドに戻ったり色々なパターンで鳴らして音の場所を覚えてください
楽譜の見方
タングドラムの専用楽譜はまだあまり出回っておりませんが、タングドラム購入時に付属されている楽譜には数字で鳴らす音を書いてくれています
以下は「大きな古時計」一部になります
この様に音階の下に数字表記がされています
中音域のドレミファソラシドを使いますが、それよりも低い音が出てくる時は数字の下に点(黄色やじるし)が打ってあります。高音を使うときは数字の上に点があります
そのうちタングドラム専用楽譜の曲集を作ろうと思っています
メロディーを弾く
では簡単なメロディー「きらきら星」の楽譜を始まりの部分を作りましたので弾いてみましょう
この楽譜は8音,11音,15音関係なく弾くことができます
先ずはコチラを弾いてみてください
初めはスムーズに弾けないかもしれませんが何度も弾き数字とドレミの関係を覚えてください
数字と音の関係に慣れ音の位置を覚えるとスムーズに弾けるようになります
Cメジャーの楽譜を探して色々な曲を練習してみてください
数字が書いてある楽譜は少ないですが、カタカナが書いてある楽譜は結構出版されています。楽譜に数字を書き込みタングドラム用の楽譜に自分で改造しましょう
オクターブ低い音や高い音が出てきた時は数字に点を打つのを忘れない様にしてください
タングドラム(スリットドラム)にオススメの楽譜をコチラで紹介していますので是非チェックしてみてください
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伴奏とメロディを同時に弾く
色んなメロディーを弾くことに慣れてきたら伴奏も入れながら弾きたいですよね!
伴奏とメロディを同時に弾くには低音を沢山使いますので15音のタングドラムがおすすめです
ここでは15音のタングドラムを使って説明していきます
先ほどの「きらきら星」のメロディは分かりますよね!では伴奏の音は何を入れれば良いかというとコードの構成音を入れていきます
コードとは何か?コードというのは楽譜の上に書いてあるアルファベットのことです「C」とか「G」とか書いてあるアルファベットがコードです
以下の写真で赤丸で囲っている物がコードです
このコードの構成音を伴奏として弾きます
先ずはこのアルファベットとドレミの関係を理解してください
アルファベットとドレミの関係は次の様になります
日本ではドレミファソラシドと言いますがアメリカではCDEFGABCと言います
このアルファベットの音がコードの基本の音、ルート音になります
- コード D のときルート音は レ になります
- コード A のときルート音は ラ になります
そしてこのルート音とルート音から一つずつ飛ばした2つの音がコードの構成音になります
- コード D のコード構成音 レ ファ ラ
- コード A のコード構成音 ラ ド ミ
この表に書いてあるのがコードの構成音となります
ルート音とメロディ
コード構成音とメロディ
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