1. サイズと音数の選定
タングドラムには様々なサイズと音数があります
手のひらサイズの小さい物から約40センチくらいの物まで
音の数(スリット、タングの数)は最近では 6音 8音 11音 15音 の物が主流になっています
小さいものは基本的には音数が少なく6音くらいのものが多いです。手のひらのサイズなので鞄に入れて持ち運ぶことも可能です
小さい物は大きい物に比べて音圧が小さい感じはしますが癒しの音色は十分に奏でてくれます
大きなサイズの物は15音ある物も有ります。持ち運びは可能ですが、大きめの鞄や専用のケースが必要になってきます。ですが小さい物よりもとても音が豊かで持続音も長いです
2. 音階の選択
タングドラムには色々な音階(スケール)のものが有ります
ペンタトニックスケール、メジャースケール、マイナースケールなどが一般的です
簡単に説明するとペンタトニックは音数が少ないので即興に向いています
メジャースケールやマイナースケールの物は曲を弾いたりしたい方に向いています
自分が奏でたい演奏スタイル、ジャンルや音階の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう
3. メーカーの信頼性
最近Amazonなどで売られているタングドラムは中国製の物が多いです
中国製の物でも最近はクオリティーは高いので、そんなに変な物はありません。ですが有名なメーカーの製品は品質が安定しており、耐久性も高いです
タングドラム、スリットドラムのパイオニアとなった北米、ハピトーンズ社の HAPI drum はとても良い音で中国製のものと比べると音の質がとても良いです
また日本製の さざなみドラム というタングドラムの音質もとても素晴らしく最近は注目を集めています
メーカーで選ぶことで、購入時の失敗もなく長く楽しむことができます
4. 素材
タングドラムに似た ハンドパン という楽器は素材にスチールの物とステンレスの物を使用しており使っている材質により音の質が変わってます
どちらの素材が良いというわけでなく、スチールの物の方が音のキレがよく、ステンレスの方がサステイン(持続音)が長い。などという違いが有ります
ですが、タングドラムの販売ページでは素材がハッキリと書かれているものは少ないです
スチールドラムなどとも呼ばれている事からAmazonなどで手頃な価格で売られている物のほとんどは、スチールだと思いますが高級なタングドラムを購入する際はメーカーに素材など確認して自分好みの音を探すようにした方が良いでしょう
5. デザイン
最後にとても大事なところ、デザインが自分好みの物かどうか
これからタングドラムを始める初心者の方は続くかわからないのでデザインより値段を優先してしまう人もいるかもしれません
タングドラムは適当に演奏するだけで十分に癒される楽器ですが、曲を弾きたい!となった時に練習が必要になってきます
そんな時、自分の好きなデザインの方が触りたくなりますし、愛着も湧くの弾きたくなります
しかし値段を優先して、あまり好きではないデザインの物を購入したりしてしまうと練習するモチベーションも下がってきます
なので購入する際はデザインも自分好みの物かどうかよく考えて購入しましょう
おすすめのタングドラムモデル
それではいくつか、スケールや大きさ、使う用途によってオススメのタングドラムを紹介していきます
小さめ 6音
音数の少ないタングドラムはペンタトニックスケールになっているものなどが多く、直感的に適当に叩いても音楽の様に聞こえます
楽器が初めての方や即興的に演奏したい方にとても向いています
先ずは手のひらサイズ6音。値段もリーズナブルなので、とにかく試してみたい方にオススメです、とても小さいので持ち運びも便利です
手のひらサイズでは有りませんがマイネルという打楽器の有名ブランドの6音タングドラムはとても音が良いです
8音
音数もあまり必要なく即興的に本格的に始めたい方には HAPI DRUM が断然オススメです!タングドラム、スリットドラムのパイオニアです
音がとても良く作りもしっかりしています
HAPI DRUM は結構高額になりますがリーズナブルな8音の物もあり、大体,4〜5千円くらいです。この価格帯の物は大体中国製です。色々なデザインの物が売られていますが、この価格帯の物を比べても品質はそんなに大差ないかと思われます。デザインなどから選んでみてください
11音
音数の多いのは童謡やポップミュージックなどのメロディーを弾いたりす事も可能になってきますのでCメジャースケールのものを選ぶと良いと思われます。
11音では単音でメロディーだけを弾いたりするのに向いています
自分はのALKOTのCメジャースケールを購入しましたがとても良い音がしています
15音
タングドラムは音色がとても良いので適当に弾いても単音で弾いても心地良いですが、ジブリやディズニーなど誰もが知っているような曲を演奏したいという方には絶対的に15音の物を購入する事をオススメします
音数が多いことで低音で伴奏を演奏しながら中音域でメロディーを弾くことが可能です
15音のメジャースケールの物は、ほとんど中国製です
自分はデザインなどが違うもを2つ試してみましたがあまり違いはありませんでした!
自分好みのデザインや予算で決めても良いかもしれません
大体¥8000〜13000くらいが相場です
※Dメジャーの物も売られています。音楽初心者の方はCメジャーの物を選んだ方が良いでしょう
タングドラムは基本的にどの個体の物も癒しの音を奏でてくれます
ポイントとおすすめのモデルを考慮しながら、あなたの好みや用途に合ったタングドラムを見つけてください
楽しい演奏と癒しの時間が待っています!
ここまでお読み頂きありがとうございました!
最後にショッピングサイトのタングドラム、スリットドラムのランキングを貼っておきます
こんにちは 「できる ゼロからはじめる カリンバ超入門 (リットーミュージック) 」を執筆しました Makoto Okazaki です 今回は最近流行りの誰にでも簡単に演奏できて、とても癒される音色のタングドラムについて詳しく説明して[…]