ボローニャから水の都ヴェネツィアに到着
ちょうど昼の12時位に到着した。とてもお腹が空いてきたので、なにかヴェネツィアっぽいもの食べたい
しかし、ギターとバックパックとアンプを持ってヴェネツィアの街を歩くのは辛すぎる
ヴェネツィアの街は至る所に川が通っていて石で出来た橋がいくつもある。しかもありがたい事に橋は船が通る為にお洒落なアーチ型を描いてて荷物が多い人やカートを引っ張ってる人にとっては罰ゲームも同然なのであった
いつものごとく計画性がないので、ホテルすら決めてない…いったん駅に戻りFree!Wi-Fiを使って宿を探す事に
高い!凄い高い!宿が凄い高い!
安宿で一泊¥7000が平均だった
観光地に来て当日に宿を取るなんていう行為は無謀すぎる、安い金額では泊まれないのだ。いつになったら気付くのだろう。その法則に気付く事の出来なかった僕は何度もこんな事を繰り返す羽目になる
なので、先ずはバスキングをやってみて、稼げたらヴェネツィアに宿を取る事に決めた
そうなると当然、バスキングに良さそうな場所を探さなくてはならない。ギターとバックパックとアンプ30kg以上を持ち運びながらヴェネツィアの街を歩く
悲惨だった
バリアフリーの真逆だ
水の都ヴェネツィアの街の景色には感動したが荷物を持っての移動はとても辛かった。もう、いっそのこと荷物は全部川に捨ててしまおうかと思った
しかし、その瞬間に僕の旅は終了してしまうのでそれはせずにバスキングが出来そうな場所を探した
ヴェネツィアの街は車よりも川を船で移動するスタンスだ
クロネコヤマトみたいな配達員も船で荷物を運び家の前の川に船を停め、そこから荷物を家まで届けていた。この様な文化の違いにはいつも感動させられる
しかし、僕は歩いているので荷物を運びながらの移動は地獄だった
結局街の外れまで行ったところで駅の前が一番バスキングをするには良い所だと気付く。泣きそうになりながらも、駅に戻りバスキングをする事に
先ずはバスキングで稼がなくてはと思っていたのでご飯を食べる事を忘れバスキングを開始する
平日だったせいか水の都ヴェネツィアは当日にホテルを予約すると高い割には観光客はあまりいなかった
しかし、ココも凄い静かだ
静寂に包まれている
水の都ヴェネツィアの静寂に僕の音楽は合うのだろうか
こんなに静寂なのに申し訳ないとは思いながらも演奏をした
ポツポツ、チップは入っていく
警察も来ない
しかし、人はあまりいない
途中、ヴェネツィアの若い女の子達が来て僕の曲をとても気に入ってくれCDを買ってくれてずっと聞いていてくれた。僕がヴェネツィアに長居するかはわからないと言うとその子達はとてもガッカリもしてくれた。それは嬉しかったが宿も決めてないし飯も食ってないし、稼げてないしそれどころではなかった
17時位になると、ポツポツと雨が
最悪だバスキングが出来ない
歩いて宿も探せない
少しは稼げたのだけど
まだまだこの時は海外バスキングの旅に慣れてはいないので、宿の値段と1日の稼ぎが合わないと、たった1日で判断してヴェネツィアを出る事にした
荷物を持っての移動も過酷すぎたし…
とりあえず駅に戻りどうするか考える事に
今考えると水の都ヴェネツィアを1日で離れた事にとても後悔している
もっと滞在してヴェネツィアをゆっくり観光し週末バスキングにかけるべきだったのだ
観光地は基本、平日はあまり人がいないが週末は観光客がたくさん訪れるのでチップも爆発する
そんな事も、この時は知らなかったので焦ってヴェネツィアを発つ
とりあえず今日は寝る所もないし、夜行列車に乗って移動する事にしよう
夜行列車で行けるところはいくつかあったがとりあえずドイツが稼げそうな気がしたのでドイツへ行くことに
ミュンヘンまで6人ドミトリー型のベッドで¥9000
記憶は曖昧だが22時位発であさの6時頃着
ミュンヘンがどんな街なのかは知らないが聞いた事あるし、とりあえずミュンヘンへ行くことに
結局、ご飯はパンとコーヒーを取りミュンヘンへの電車を待った
しかし時間になっても電車が来ない…
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